闘う男のインタビュー

- ニシヤマさん(マネージャー)
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赤坂 オナクラ
Interview 2018.03.08
首都圏に多数のオナクラや抜きあり添い寝店を経営している風俗大手『かりんとグループ』のニシヤマさんにインタビュー!
風俗業界に入る前の仕事と不思議なご縁

実は僕この業界入る前に、自分で会社つくって起業してたんですけど、3年ぐらいで無くなっちゃいまして。どうしようっていうときに、たまたまこの池袋北口で風俗店やられてる方で知り合いがいて、その人に声掛けていただいて、「今度新店出す予定だけど人が本当にいない」と。「ちょっとそこで仕事しない?」って話になって。
「起業して失敗しました、それで風俗入りました、そして成り上がりました」みたいな話をよくするんですけど、実はそうじゃなくて。この業界には自分の会社つくるための起業資金が欲しくて入ったんです。風俗で働いたら半年ぐらいで結構稼げるんじゃないかなって、そんな安易な考えで某大手グループさんの面接に行ったんです。なめてたのがものすごくにじみ出てたから、相手に見抜かれて落とされました。
『かりんとグループ』に対する思い

『かりんとグループ』はオナクラや添い寝店を神田・赤坂・秋葉原・上野・東京駅前・渋谷・池袋など各主要エリアに展開している大手グループです。オナクラの店舗って作りやすいので、競合店がひたすら増えてるんです。そんな中でオナクラに行ってみようっていう人をいかに増やすかっていうのが大事だと思ってます。
最初この業界に入ったときはとにかくひたすら自分が稼ぎたい、認められたいと思っていて。『かりんと』が始まったときはとにかく店を立ち上げたいと。今は『かりんと』自体を、ユニークな店だってことで認知を広めつつ、この業界全体をどういうふうに良くしていくのかみたいなことを考えたりしますね。お客様全体の層をどう広げていくのかとか、業界自体にどうやってお客様に来ていただくかを考えながらやってます。
『かりんとグループ』に入って一番良かったことは、活躍の場を与えていただいたことですね。「かりんと」7店舗に新しいブランド「添い寝女子」、合計14店舗あって各店に関わらせてもらってます。これからもまだいろいろな可能性があると思うし、まだいろいろやれると思っています。
グループ全体のマネージャーとは
『かりんとグループ』池袋エリアの代表と創業メンバーということでグループ全体のマネージャーの役職に就いています。出勤してきたらまずはメールのチェックで、一番はキャストさんの出勤状況に変化はないかっていうことと、あとはお客様にいただいた事前予約の確認です。あとは代理店の方と打ち合わせとか面接予約の確認です。
年収は額面でいうと2000万円弱ぐらいですね 手取りとかの金額でいくと、多分月収100万円くらいです。単価が安いお店だと結構な頭打ちを食らうので、同業の中でもかなりもらえていると思います。創業からいるってのもあるんですけど、別に僕が優遇されてるわけじゃなくてみんなに可能性があります。僕も結果を出してきたから順調に昇給してきた感じです。
仕事をしていて気持ちいいなと思う瞬間はオペレーションがハマったときです。チームで電話取ってたりすると、自分の予約を取りながらチーム全体の予約状況を確認して。来てる女の子たちみんな予約入って「全員稼げたよね。今日はすごくきれいに回ったよね」っていう日があるんです。それがとんでもなく気持ちいいですね。それで売り上げの記録とか出ちゃったりすると「やったね!」って。
新入社員の仕事内容とお給料

新入社員の方は月給25万円からスタートです。最初の試用期間だけアルバイトで時給1000円の時代がありますね。試用期間は2週間~1カ月くらいです。未経験からでもちゃんと仕事してれば手取り30万円ぐらいになります。ちゃんと月ごとに昇給の査定をしているので稼げるチャンスがしっかりあります。
最初は基本的にステップ式でお仕事をお任せしてるので、入っていきなりポンッと何かを丸投げってことはないですね。例えば最初の1日はちゃんと現場見学に使うとか。まずは簡単な電話取りと掃除です。仕事の種類がいろいろ降ってきてパニックになるっていうことはないように整理して仕事を任せています。
新人を育てる際に、一番見てるのはその人の思考です。ちゃんとできるかできないかはいいんですよ。考えてるか考えてないか見てます。考えて出た間違いに関しては文句は言いません。ですけど、考えてなかったことに関しては怒ります。考えて実行したことで間違えが起こってしまったなら、それは全然文句はないですね。
『かりんとグループ』には役職っていうのは特にないです。能力によって昇給してくって感じですね。新店舗の展開のときには店長に抜てきされたり、結構少人数のちっちゃいチームでやってるので、店長かそうじゃないかぐらいの役職しかないという感じです。
最後に・・・

『かりんとグループ』で働くなら優しく謙虚な方が合ってますね。本当に草食系男子が合ってそうな気がします。優しい感じのほうが、『かりんとグループ』では成功してる感じはします。だから極端にいうとよそのグループ行ったらあんまり活かされないタイプだと思うんですよ。だから今応募の段階で「風俗業界って怖いとこなんじゃないか」って思って踏み出せない人がいるとしたら、うちは絶対怖くないので安心してください。
考えて仕事していただける方は確かにすごく『かりんとグループ』に合っています。逆に、言われたことだけやりたいっていう人に関しては、あんまり合ってないと思います。軍隊をつくりたいわけじゃないので。これから店長になっていったりだとか、仕事を任せられるって人を作りたいので。だからそこで考える人、経営者なれる人とか、考える人が欲しいって感じですね。
今、風俗業界で働こう、転職したいって様々な理由で迷っている方もいるとは思いますが、まずは一度僕とお話ししてほしいです。なんでもいいんですよ、今後どうしていきたい、こういう事をやっていきたい、こういう事できますよとか、本当になんでも。かりんとグループは新しい人の意見はきちんと聞きますし、むしろ欲しいと思っています。お給料もきちんと上がっていきますし、僕が言うのもあれですけど悪いグループじゃないので来ていただいて嫌な思いはしないと思います。
編集部より
今回のインタビューの様子をブログでもご紹介しています。インタビュー本編には載らなかったこぼれ話や、当サイトのスタッフ目線で気付いたこと、お店の紹介などが読めるのでぜひ本編と合わせてご覧ください。