水色りぼん インタビュー記事【俺の風 | 俺風】

『俺の風』から応募して入社！吉原のソープランド『水色りぼん』の正社員スタッフ、草野さん（29）にお話をお伺いしました。

吉原への興味で風俗業界へ！

『水色りぼん』の草野です。入社して10ヵ月ほどになりました。役職はまだない正社員で、昇格すれば副主任、主任、副店長、店長というふうに上がっていきます。前職は大手メーカーの整備士をしておりました。

整備士は新卒で入社して7年弱勤めていましたが、サービス残業が多かったのが嫌で転職を決意しました。1日1～2時間、月30時間ぐらいは損していたので。大手なのに結構ブラックで、「周りもやってるからみんなも頑張れ」みたいな同調圧力的な部分がありました。 もう一つの理由は単純にお給料額です。役職者になっても給料がそんなに変わらなかったんです。

風俗業界に転職しようと思った特別な理由は、ほとんどなくて。もともと文化とか歴史がすごく好きで、吉原で働いてみたいなと思ってたんです。昔から多趣味で、知らないことをなるべく無くしたいな、挑戦してみようと思って踏み込んでみました。

業界への偏見はあまりなくて、好奇心や探求心が強かったです。今まで風俗店で遊んだ経験は何度かありますが、どういう働き方をしているのかは全くイメージがわきませんでした。

『水色りぼん』の求人は『俺の風』で知りました。他店も検討してたんですけど、一軒目にコチラに来て即決しました。面接で社長とお話した際に、働く動機を聞かれて「実は借金があってブラックリストがあって」と正直に打ち明けたら、「この業界にはそういった方たちも沢山いるから、大丈夫ですよ！！心配いらない。一緒に頑張ろう。」と。とても真剣に親身になって向き合ってくれました。同じ気持ちで働いて、頑張っている人がいるんだなと思ったのが決め手です。

出勤時間がフレックス！無理のない人数で運営中

『水色りぼん』は想像以上にしっかりしているお店です。勤怠や身だしなみなど、細かい部分がしっかりしていて。そういった当たり前な部分を徹底されている。会社/組織として素晴らしいなと思っています。私たち働いてる側のフィードバックもすごくしやすいですよ。

その他の特徴としては、勤務時間がフレックスです。開店は早番が7時半に勤務開始、それ以降は8時半～9時とか分散されています。遅番は12時半～勤務開始するケースもあります。私のシフトは固定希望ではないので、全体のスケジュールシフトを見て調節しています。

コアタイムは日にもよりますが、土日祝日が集中するのと、平日に関しては満遍なくお客様がご来店されます。特段偏った時間帯はないです。普段は大体フロントが2人いて、ホールスタッフが4人いる形で回しています。

その都度、何か気付いた点/課題点等があれば皆にアナウンスして共有する形が多いです。日々の営業をこなしながらイベントや企画等の相談なども進行して実現していきます。

１日の仕事の流れ

私が得意なポジションは、ホール業務です。お客様のご案内や、女性のお部屋の入れ替え業務などです。

１日の仕事の流れとしては、早番の場合はまずは女の子の出勤確認です。今日の「出勤人数」だったり、「予約確認」お部屋の「備品整理」。タオルをきれいに畳んだり、キャスト様が気持ちよく仕事できるように掃除だったり、ゴミ１つ無い綺麗で清潔な環境の方が、女性やお客様も居心地いいですから。

まとめると備品整理、お部屋の掃除、お客様のご案内、送迎もしています。あとWEB更新作業などもします。

仕事をする上で心掛けているのは、最後にきれいに片付けて清潔な状態を常に維持することです。お部屋もそうですし、フロントもそうです。

あとは難しめなレベルの高い仕事内容は、女性の部屋割り（付け回し）です。部屋数に限りがあるので、予約タイムスケジュールを組むときにあふれた予約をどう部屋割りに組むか。部屋数以上の女の子がいるときに、どの部屋を有効活用するか。コース時間や掃除にかかる時間、予約のつながりなどを考えて、テトリスみたいに組み立てていきます。

お客様から「この女性は何時が一番早くいけますか」と聞かれたとき、空き状況を瞬時に判断するのが一番難しいなと思います。

『水色りぼん』に転職して給料も劇的にUP！借金も無事返済中

最初は研修期間があるので、その間は月給30万円です。正社員になると初任給40万円。整備士のときは残業代合わせて26万円とかだったので、劇的な変化ですね。住居も社長に不動産屋さんを紹介していただいて、近くに引っ越しもできました。

『水色りぼん』に入って良かった点は、給料が単純に増えたのはもちろんいいことですし。あとは自分の性格面なのですが、遅刻癖があって時間にルーズだったんですけど、社長が親身になって話してくれたんです。これまでそういう経験がなくて、以前の会社でも「しょうがねえよ」みたいに流されてたので。

言われて気付くんですよね、自分で「なんでこんなことやってるんだろう」って。社長が気にかけてくれたので、そういうところを正せたのが良かったです。

あとは計画的に借金返済も勿論しながらゴルフも行けるようになったし、最近ではバイクも購入して生活がとっても豊かになりました。借金はまだ返済中なんですけど、自立もできたので転職して本当に良かったです。

新人さんの教育方法や、将来の目標

この仕事は接客業なので、一番の基本は「お客様に対してどういった会話や接客、挨拶するか」という細かい部分ですね。お茶出しひとつにしても、目線の高さや角度も気にかけます。

お客様に対して失礼がないようにというのは当たり前で、プラスアルファで「お客様に喜んでもらうにはどうしたらいいか」という、難易度は高いですがそこまで意識してもらえるようになれば、そういった部分をしっかり伝えていきたいです。

個人の将来の目標は、まずは借金返済です。仕事の面では、店長/責任者になってお給料をもっと上げて、より豊かな生活をしたいです。

これから風俗業界で働こうか悩む人へメッセージ

お店選びのポイントは面接時です。お店を探したら面接しますよね。その面接官はたぶん、役職が上の人だと思うんです。そこで自分が「この人ならついていける」と思ったら入ったほうがいいと思います。

それが店長や社長なら、その人がその会社の思想やルールを決める人なので。その人の人柄であったり、どんなルールを持っているのかや、その人の気にする部分とかが自分と合っていれば、迷わずにその会社に入社するのが一番いいと思います。

あとは僕のように、包み隠さず借金とか自分の性格を話して、そこにどんな対応をしてくれるかですかね。『水色りぼん』の社長は共感して親身になって話をしてくれましたが、もしあの時 面接で「自分を大きく見せたり」「背伸びしたり」「恥ずかしい部分を隠してたり」したら不採用になってたかもしれません。。悩みを言わないせいでお店側の協力も得られなくて、お互いに不満が重なっていたかもしれません。

隠し事をするとお互いの態度がちぐはぐになって、いい会社やいい人材に巡り合えないかもしれないので。ちゃんと包み隠さず話すことで、それに耳を傾けてくれる会社に巡り合えるのかなと感じます。迷っているなら、ぜひ一度吉原の『水色りぼん』に来てみてください。