闘う男のインタビュー

煌めくベンチャーで活躍できる!
関東のオナクラ大手『かりんとグループ』に入社して2年半のエリアマネージャー・清家さん(40)にインタビュー!体感サロン『マチルダとベロニカ』の代表も務めています。
かりんとグループ / 清家
清家さん(エリアマネージャー)

かりんとグループ

赤坂 オナクラ

Interview 2020.11.25

「絶対にできる。やりたいことが叶うよ」と語る清家さん。常にワクワクしているという仕事の魅力について聞けました。

『かりんと』へ転職のきっかけ

以前はガールズバーの店長や、某求人サイト運営や制作とかをしてました。いわゆる「お水系」が長かったので、水と風でひとくくりにされがちだけど「業界としては全然違うんだろうな」と思って風俗に転職しました。本当に興味本位です。

最初に就職したホテヘルは、オーナーのこだわりが強いお店で、自分のやりたいことができないのがすごくイヤで。それで西山さん(※かりんとグループ幹部)のオンライン説明会をたまたまネットで見て、『かりんとグループ』がキラキラして見えて転職しました。決め手はベンチャー感かな。風俗業界でも意識高い系っていうか、当時は全く真逆のお店にいたから、余計にキラキラして見えました。いろんなことに挑戦できる会社ですしね。

『かりんとグループ』は本当に、入った当初からカルチャーショックでした。ホテヘルは女の子がお仕事で出ていくと1時間以上戻ってこないけど、オナクラは短時間コースがメインだから、次の電話が入るまでにどんどん戻ってきちゃう。「今までの常識全部捨てないとダメだ」と思いましたね。前の職場の感覚でダラダラやってられない。電話も多ければ1日100本とか200本とか鳴りますし。

現在の運営について

『かりんとグループ』は現在都内に16店舗展開しています。『かりんと』が7店舗、『マチルダとベロニカ』『添い寝女子』とあります。スタッフ人数は15人くらいなので、圧倒的にマンパワーが足りてないです。まだまだ大きくしていく予定ですからね。

年齢層的には僕のような30~40代が多い、若いグループです。以前は個人採算っていうか、『かりんとグループ』の名前だけどお店ごとで独立している感じだったんです。それが今ようやく会社として、組織として固まってきているから。今が過渡期ですよ。良い転機に入っています。

『かりんとグループ』の特徴

年齢関係なく意見を言える会社です。トップダウンにはしたくないし、今は組織になってるから、逆に突き上げるような意見もあってしかるべきだと思うし。若い子でも、自分のやりたいことの筋がある程度通ってたら実現もできます。

そして、上の人がきちんと下の人を見てる会社だな思います。例えばスタッフが2人いて、1人がすごい優秀で1人はパッとしない場合でも、その人の良さは絶対に見てますからね。数字は店舗ごとで見るけど、スタッフは個人個人でしっかりと見てます。

上に行く人たち

今『かりんとグループ』の上層部にいる人たちって、会社で何かを変えてきた人だと思うんです。変えることで売り上げが立って、認められてきた人たちです。僕はWEB関係が強いからWEB周りを少しずつ変えてきたし、面白いイベントをバンバンやってきた人もいる。そういう「グループに対して爪痕を残して来た人たち」が、今は上にいるんだと思ます。若い子たちの中からもそういう子が出てくれば、どんどんグループも強くなるでしょう。

まあ、変に意識高い系はだいたいつまづくんですけどね。例えば「1千万円稼ぎたいんです」みたいなことを言ってたとして、それを実現させる土壌はできてますよ。でもいきなり「稼ぎたいからここをこう変えよう」っていうのはダメだと思います。

だって今いる人たち、全員電話から始めてるから。お客様の電話を取って、女の子の対応してっていう基礎の基礎はないと。その経験があった上での新しい発想ですからね。「風俗業界を変えたいんです」とか「年収1千万円最速で」とか言ってる人は、大抵ギャップに苦しんでます。

あとはやっぱり先を見越して動かないとダメですね。明日の電話を鳴らすために今日動いちゃ遅いから。3ヶ月後どうなるのかっていう絵を思い描いて、それを具現化するために「女の子とこう話そう」「業者さんにこれを頼もう」「イベントにためにこうしよう」って動いて行かないと、結果はついてきません。

でもね、「明日から月収50万円欲しいです」っていう野心があったとして、それは可能だと思いますよ。今15人しかいないグループ内で、月収100万円もらってる人が2人もいますから。僕たちもいつまでも今のポストに居座るつもりもないし、若い子たちが稼げるような土壌を作らないと。そうしないとグループとしても成長できないですからね。

お給料について

まずは時給1,000円くらいで研修スタートです。1ヶ月くらいで「この人大丈夫だな」ってなれば、次の月から社員です。僕は月半ばくらいで入ったから、入社約2週間で社員になりました。正社員になってからの初任給は25万円スタートだった気がします。今はその倍ですね。

2年で初任給の倍というとすごいように聞こえますけど、ここからですから。ここまでは実績として、サラリーマンの人たちと同じように月の査定で段々積んでいくので。

店長給として35万円。そこから2店舗見てます、3店舗見てます、みたいな感じになると、青天井で5万円とか10万円単位で上がっていくので、月収100万円が見えてくるのは、ここから上ですね。

昇給するために積み上げたこと

普段の業務は、出勤して電話対応して、帰ります。今の最優先事項は新規ブランドをしっかりと軌道に乗せることです。あとはグループのことを細かくやってます。

僕は普通のことを普通にやってきただけです。風俗業界も、結局はサラリーマン同士の付き合いですから。メールのやり取りしかり、電話のやり取りしかり。風俗だからって「おうおうお前」なんて電話はダメなわけです。「お世話になっております。『かりんとグループ』の清家です」から入らないと。でも風俗業界って、それができない人が多いんですよね。だからこれができる人は上がっていくと思います。

仕事に求めるもの

入社当時から一貫して求めてるのは「ワクワク感」ですね。お金はやることやっていれば付いて来るから。まずは仕事を楽しむことからです。そこが大事だし、この仕事はやりがいしかないので。

例えばウチのお店は、女の子がついて来ないイベントはやりません。女の子に説明して「何それ面白そう!」「いつやるの!?」って言われるような土壌を作ってます。そうするとイベントって成功しますよ。女の子が協力的なのもグループの強みです。だからオープンソースで何でも話すし、集団待機にしてるんです。個室待機だと絶対に難しいと思います。

最近、僕らは運営のことを家づくりで例えてるんですけど、土台は受付だったりオペレーションだったりっていう「スタッフ力」、イベントとかコースはあくまでペンキで、どんなにキレイな色を塗っても家がしっかりしてないと崩れちゃうから。だからこの骨組みがしっかりしてるのが核ですね。

仕事にワクワクする日々

仕事はすごく楽しいですよ。今もワクワクしています。『かりんとグループ』って常に変化していくというか、自由度が高いんですよね。『パンデミックイベント』(謎解きイベント)みたいな、ちょっとパンクな発想もできる。

将来的には、風俗とは全然関係ないことしたいねって話は出てます。もっとグループを大きくして、普通の会社経営とか。飲食とかなら女の子がそこで働けるかもしれないし。映像制作とか…『マチルダとベロニカ』は「タランティーノが風俗店を作ったら」っていう着想から来てるので。だからハリウッドからオファーが来たら上がりです、お店閉めちゃうかも(笑)

「風俗層に刺さる店舗運営」ではなく「非風俗層にいかに刺さるか」なんです。ソフトサービスのお店だから「安全で楽しいんだよ」ってことを伝えたい。「エロじゃなくてエンターテイメント」っていうのが『かりんとグループ』のスタンスです。「みんなで稼げたら良いよね」っていうのが根底にあると思います。

コロナもあって少子高齢化もあるし、どんどんパイが小さくなってるのに、ここで食い合っても仕方ないですから。すそ野を広げていけるグループでありたいです。

来て欲しい人材としては、一緒にワクワクしてくれる人です。これに尽きます。仕事っていう軸はあるけど、いろんなことを経験してもらって、自分でやってみたいことをどんどんアイデア出してもらって。みんなで楽しんでお店回して行きたいです。週休二日制でお給料30万円もらって、っていうサラリーマンみたいなグループもあるだろうけど、せっかくこの業界に入ったなら、ワクワクゾクゾクして欲しいと思います!

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