闘う男のインタビュー

グループ初の女性店長!安定も可能性も感じられる会社
女性のしなやかさと男性にも負けない情熱と体力でグループを支える女性店長!「女の子達は可愛いし毎日の仕事は楽しい、幸せです」と笑顔で語ります。でもあだ名は『鬼軍曹』!?
恋愛グループ / 菊池
菊池さん(副店長)

恋愛グループ

関内/土浦 店舗型ヘルス

Interview 2023.01.12

関東を中心に店舗型ヘルスを展開する『恋愛グループ』で異色の経歴を持つ女性スタッフ、菊池ユキさん(45)にお話をお伺いしました。

大学生風俗嬢→出版社勤務→講習員→スタッフに!

『恋愛グループ』の菊池ユキ、45歳です。2016年入社なのでもう7年目になるんですね、役職は副店長です。前職は出版社で編集者・記者の仕事をしていました。風俗業界の経験としてはスタッフ入社する前、大学生の時に奨学金返済と生活費の為にキャストをしていました。

週刊誌の記者だったので薄給ではありませんし、仕事に対してやりがいも感じていましたが、とにかく激務で週2~3日徹夜だったり取材と執筆で昼も夜も無い生活をしていて、「40過ぎてもこの働き方するのかな?」って不安でしたし、スマホの普及で出版業界の状況も昔とは全く変わってしまっていました。このまま出版社に居ても給料が上がるとか、自分の生活が豊かになるって思えなかったんですよね。出版業界に先があると思えませんでした。

そんな時にたまたま友人に誘われて行った風俗系のトークイベントで弊社の社長と名刺交換をさせて頂いて、「講習員さんを募集してるんですが菊池さんはライターさんだから顔が広いんじゃ?誰か心当たり無いですか?なんなら菊池さんでも…」と言って頂けて、正直ノリで(笑)潜入取材くらいの感覚で、週一勤務の業務委託の講習員として風俗店員生活が始まりました。

キャストも20代で卒業していたので、「講習員やります!」と言ってしまったもののマットをするのも10年ぶり。採用試験としてマットの技術チェックがあると言われたんですが、マットもすっかり忘れてしまっていたので前日に風俗サイトの体験動画とYoutubeを見てのぶっつけ本番でした。でも「上手だね」と言って頂けて…。マットは一度習得すれば体が覚えてますからね、助かりました(笑)。

思いつきで裏方として風俗業界に戻って来たんですが、毎日が刺激的で面白くて、結局、週刊誌を辞めて風俗店員になる事にしました。有名な編集部で働いていたからか社長から「本当に良いんですか!?」って言われたのを今でも覚えてます。基本的に人生はノリとひらめきだと思っているので後悔は全く無いですね。

仕事に慣れてくると、「キャストさんの面接…してみたいな?」「ご案内…してみたいな?」とか言い出すわけです、講習員なのに(笑)。でも「いいんじゃない?やってみましょう!!」って言ってくれて、スタッフ業務も色々とするようになった時に体を壊してキャストさんの前で気絶して倒れてしまって、そこからは講習員を辞めてスタッフ業務1本になりました。

福利厚生充実!時代と共に業界も変わった

『恋愛グループ』は福利厚生もしっかりしてるし、各種手当も充実してるんですよ。たばこを吸わない人は禁煙手当てが毎月1万円。既婚者には配偶者手当1万円、子どもがいたら1人につき5000円。他にもグループ会社でオーダースーツ事業部があるので、自分の体に合ったオンリーワンのオーダースーツも社割がきいて格安で購入できます。他にも飲食店など他業種のビジネスも展開しています。

今はまだまだコロナ禍なので自粛していますが、毎月お誕生会も行っていて全国グループ店の誕生月のスタッフが、関連会社の焼き肉店で高級焼肉をお腹いっぱい食べさせて貰えてブランド物のネクタイを誕生日プレゼントとして頂けたりします。社員旅行もあるし、もちろんボーナスも有休もあります。一般の企業にある制度があるのは当たり前でそれ以上の環境を「恋愛グループ」は用意してくれていると感じています。

風俗業界ですが反社どころかサラリーマン体質のスタッフが多くて、水商売なのにハングリー精神が無い若手が増えてイラっとするくらい(笑)。このまま当たり前の基準が上がって『人に言えない仕事・業界』では無くなると良いなって思ってます。

「風俗業界への恩返し」の気持ちで働いています

『恋愛グループ』は現在店舗拡大を目指していて、将来的に「5年後までに30店舗」を目指して行動している会社です。社員は関連会社も含めると全体で200人ぐらいはいるんじゃないでしょうか。
女性の雇用も増やしていて、私が居る横浜エリアにも女性スタッフは5人。各店舗に2人女性スタッフが勤務していて、全国どこの店舗にも必ず1人は女性スタッフが居ます。私がキャストをしていた頃と比べると本当に女性スタッフが増えましたね。

面接にお越し頂いたキャストさんから「女性スタッフさんが居てくれると安心して働ける」と言って頂けると嬉しいですし、働いていて良かったと幸せな気分になります。男女関係無く人間性が大事だとは思っていますが、女性だからこそ理解してあげられる事もやっぱりありますからね。

昇格の条件としては、やはり出来る業務が増えれば昇格するというシンプルなものです。一番最初は「いらっしゃいませ!」と元気良く声を出すドアマンから始まって、受付・予約管理のフロント業務、キャスト対応、女子面接。私がまだ関わっていない業務は男子面接と車での送迎業務ですね。女性スタッフが男子スタッフの雇用に関わるジャッジをする、という事が自分にはかなりハードルが高く感じられて、男子面接をさせて頂くにはもう一回りも二回りも自分自身の成長が必要だと思っています。

若い時は皆同じかとは思いますが、20歳くらいの時ってお金も無いし何者でも無いし自己肯定感も低めだったんですよね。水商売って凄くシンプルで、頑張ればお金が稼げるしリピーター様が増える、結果も早く出る事が多いでんす。私の自己肯定感を上げてくれて居場所もくれて大学に通える資金も作れた。風俗業界には恩しか感じていないので業界にお返しをしたいと日々思って勤めています。

お店は早番・遅番の2交代制

私が勤務している『横浜恋愛グループ』は早番・遅番の二交代制です。
早番は8時~18時半。遅番は15時半~26時(翌2時)。休憩は1時間しっかり取れます。
私は基本的に早番で急遽の面接などで残業する事はやっぱりありますが、記者時代より全然拘束時間は短いです。

早番は開店1時間前に出社してオープン準備から始めます。お部屋のセットやポータルサイトの更新、女の子の出勤確認からですね。オープン後はもちろん通常の受付業務やお客様の電話対応など。毎日細々した業務に追われて一日が終わっていく感覚です。もう少し余裕を持って長期的な目標なども考えつつ業務にあたるべきですが、実際にはなかなか…。

月の休日は6日休みの日と7日休みが交互に来ます。連休も取れますし入社半年すれば有休も適用になります。記者時代はブラックの極みみたいな環境だったので、『恋愛グループ』は本当に働きやすいと感じています。

お客様にも女の子にも誠実に。夢が叶う職場です

働く上で大切にしていることは、誰に対しても誠実であることです。ウソをつかないごまかさない、言われたことをちゃんとやる。約束したことを守る、みたいな基本的な事。あとは笑顔がやっぱり大事だと思います、接客業ですしね。

私は元々関東出身なので関東エリアで入社して、その後、地方店に勤務させてもらう機会を会社に頂けました。色々なエリアでたくさんのスタッフ・キャストさんに学ばせてもらって全国に仲間を作れた事が、仕事を行う上で今の自分の強みになっていると感じています。

私すごくいばりんぼうなんで(笑)「いつか店長になりたい!」ってずっと思ってたんです。そう言えば入社当初は「社長になりたい」って言ってましたね、恥ずかしい…(照)。でも子供みたいに「店長になりたい!」「ボスになるんだ!」ってずっと言ってたんですが、本当にグループ初の女性責任者になれたのは感慨深いです。実は去年の夏に仕事でミスをして今は責任者から外されてしまっているんですが、必ず帰り咲いてみせます。目指すはエリアリーダーです。

実は結構最近までの会社の考えは「女性に立ち番(受付)をやらせたくない」だったんです。お客様ファーストの会社なので、「女性に受付とかされると恥ずかしいでしょ?風俗に遊びに来て女性に“ごっくんオプションつけてください”とか自分だったら言いにくいもんね」みたいな感じ。確かにそうなんだと思いますが、「男性に出来る事で女性に出来ない事なんてないでしょ?私の方が絶対になんだって男より上手に出来る、だって仕事に対して情熱があるから!」って思っていたので、社長の目の届かないエリアに勤務している隙に、当時の上司に許可を得て勝手に立ち番もご案内もしちゃってました(笑)。

でも男性スタッフよりマイナスのスタートなんだろうからって、自分なりに試行錯誤してお客様にイヤな思いをさせないよう、誠心誠意接客してきたつもりです。「女性が受付してるからあの店イヤだ」と言われた事は一度も無いですね。…実際には影で言われていても仲間がフォローしていてくれた気もしますが…。

やりたいと思った事を、情熱と誠意を持って試行錯誤しながら一生懸命やってきたからこそ、女性で初めて責任者にもなれたんだと思いますし、その機会を与えてくれた上司と会社に心から感謝しています。

もちろんツラかったこともあって、理想と現実のギャップですよね。自分の時間も体力も無限じゃなく有限なので、どうしてもキャストさんにもスタッフにもしてあげたいこと全てをしてあげられない。毎日、もっと出来る事があるよな、やってあげたい事がたくさんあるって思いながら妥協もしながら過ごしています。悔しいです。

必要な人材はエンタメ精神がある人。他人のやる気スイッチを押せる人

男子の面接では長期性も見られると思います。入社したら最初ドアマンからはじめて、少しずつ中の業務に関われるようになります。新人さんへの教育制度としては、1対1の担当制ですね。教える側も育てる責任を持って関わっていく会社です。

担当制にしている理由は、いろんな人からいろんな順番で教えると混乱しちゃうからですね。新人さんが間違っている事をしても教育担当以外が注意したりせず、担当者から指導をするようにしています。個人的にはやっぱり女性スタッフのフォローをさせてもらう事が多いですね。前職の出版も含めて男性社会での勤務経験が長いんですが、女性と男性はやっぱり立ち位置や考え方が違って来ますよね。

『恋愛グループ』は会社の中でいろんな部門があって、動画編集や求人に特化した部門なんかもあるので、人と接するのが苦手な人やパソコン業務が得意だったら能力をより生かせる部門に異動も出来ます。規模が大きいグループだからこそ選べる環境もあるので、少しでも気になったら気軽に応募してほしいです。

私自身が風俗店員として適正があるかと言えば、風俗嬢も編集者も記者も、全て自分のペースで行動する一人作業の仕事だったので、入社当初はチームで働く事に対して強いストレスを感じていたんです。でも人に育てて頂いたり逆に育てたり、チームのキャプテンとして行動をしていくようになって全く無かった協調性が少し生まれたりと(笑)、人としても会社に成長させてもらえました。

最後は人間力!この会社で人生が変わりました

やりたい仕事に従事するって凄く尊いことですね。私は大学も文学部でしたし、本を読む事も文章を書く事も大好きで出版関係に就職できた事も幸せに思っていました。夢を追いかけている自分も好きだったんですが、やっぱり仕事なので自分の好きな事ばっかり書けるわけでも無く、夢と現実のギャップと自分の能力の無さを感じて苦しい日々でもあったんです。

今の仕事は正直ノリでなんとなく始めたんですが、自分のエゴでは無く、会社から求められた事に対して誠実に出来る限り一生懸命に応えようとしていたら、評価してもらえて「出来るじゃん!」なんて言ってもらえて。受動的になる事で道が開ける事があるなんて考えた事も無かったので、自分の可能性を会社に見出してもらえて活躍も出来て、人生が変わりました。

女性が風俗店でスタッフとして活躍する事によって、弊社だけでは無く女性にチャンスが増えるとしたら喜ばしいですし、そもそも女性の活躍を望んで色々と挑戦させてくれた会社と風俗業界に感謝しています。
オーナーは「女性だけの店をやりたい」ともおっしゃっているので、実現する時に店長に選ばれる人間になっていたいですね。

当面の目標としては、店舗の売り上げ目標を達成し続けたいです。やはり女性だからか数字よりも感覚的な部分に強い傾向はあるんですが、水商売なので結果を出してこそですよね。計算は苦手なんですが(笑)自分が正しいと思う事をしっかり続けていけば、数字も伸びていきますよね。

やりがいを持って働ける!夢も安定もある会社

例えば、昔はパチンコ屋さんって少しヤンキーっぽい方が働くようなイメージがあった気がするんですが、今は大卒しか採用しないパチンコチェーン店なんかもありますよね。「パチンコ屋で働いています」と言ってもムムムと眉をしかめられたりする事も無くなっているんじゃないかと思います。 風俗業界もそうなれたら良いなって思います。後輩の若いスタッフが「彼女に“風俗店なんて辞めてくれ”って言われるんです」とか「結婚を反対されるから退社します」って言われるとツラいですもん。

その反面、風俗業界は通過点でも全然良いとも思うんです。実際にそういう人が殆どでもありますし。お金を貯めて次のステップに進む、全然アリです。会社内に長期的な目標を見出して頂けたらそれも大歓迎です。
「今すぐなんでも良いから働きたい!」という方でもお受け出来る環境もご用意出来ますし、「成功したい!」と野望いっぱいの方も大歓迎です。

ただもちろん「ゆるく働いてお金もらえる」みたいな甘い環境でも無いです。でも一生懸命働いていれば道は開けますし、やりたい事にチャレンジさせてもらえる環境です。風俗だけでなくグループ関連会社で他業種に挑戦している仲間もいます。

弊社の役職者やそれ以上の人達って本当に現場が好きで風俗業に愛と情熱を持って働いてると感じるんです。結局最後は企業理念と人間力に共感できるかだと思うので、ぜひ一度『恋愛グループ』に触れてみて欲しいです。

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