闘う男のインタビュー

自信をもって「楽しい」と言える、笑顔の絶えない温かい職場
何一つ不自由のなかった前職を捨ててまで、この人たちの下で働きたいと思った環境です。1人のお客からスタッフへ変わったことにより、知らなかった部分が見え一層好きになりました。
PRISCILLA  / 二階堂フミヤ
二階堂フミヤさん(正社員)

PRISCILLA

五反田 ガールズバー

Interview 2022.08.18

五反田のガールズバー『PRISCILLA』の正社員、二階堂フミヤさん(28)へお話を伺いました。

1人のお客からスタッフへ

ガールズバー『PRISCILLA』の二階堂フミヤと申します。入社歴は6カ月です。以前は六本木のキャバクラで内勤のアルバイトをしていました。キャバクラとガールズバーの形態は少し違いますが、『PRISCILLA』では正社員として待遇良く働かせていただいています。六本木のキャバクラを辞めてここへ来た理由は、元々お客側としてこのお店を知っていたのと、今の上司(店長・マネージャー)やスタッフたちが温かいなと感じたからです。

本当は去年の暮れから1月にかけて、昼の転職活動をしていたんですよ。その際に4社ぐらい内定をいただいていたんですけれど、どこも折り合いがつかなくて。ここに飲みに来て、店長に最悪ここで社員になりたいと相談してみたら、二つ返事で良いよと言ってくださいまして。それがすごく僕の中では温かくて、最終的には内定を全て蹴って、店長の下で働くことを決めました。僕がふらっとスーツで来て裏に入ったときは、女の子たちもびっくりしていたんですけど、関係値が出来上がっているから入りやすかったですね。

六本木時代も後半の方はお客様に気に入られて、連絡先交換しようよと言ってくださるお客様がすごく増えていたんですけど、ガールズバーはキャバクラよりも距離が近い業種な分、やりやすいなというのがあります。ガールズバーからキャバクラだったら逆にやりづらかったと思いますし、僕は距離感が近くなるほど長所が出るので、そういった面でも良いなと思いました。

新しいガールズバーの形を間近で見られる

僕がお客として通っていたときから思っていたのは、スタッフ陣の人間性がすごく温かいということです。夜の世界は女の子が主体として第一線に立っていて、基本的に女の子と話すイメージがあると思うのですが、『PRISCILLA』はそういう雰囲気を度外視してお客様が店長とずっと話していたりします。

女の子目当てに来るお客様だけでなく、店長やマネージャーに会いに来るお客様がたくさんいらっしゃることを目の当たりにしたとき、改めてすごいなと。自分に会いに来てくださるお客様を獲得するのも、また新しいガールズバーの形というか、『PRISCILLA』でしかできないことかなと思います。

僕もそこに乗っかれば少しでも貢献できるのではと考え、六本木時代に仲良くなったお客様や、連絡先を交換したお客様をお店に呼んで何度か来ていただきました。もちろん女の子たちも会話できる子ばかりなので皆さん仲良くなっていただいて、リピートしてくださるところまで形にできたことが、また一つの進歩でもあります。

大切にしていることとやりがいが合わさって相乗効果を得られる

昇格の順序としては正社員の次が主任。主任の次がマネージャー、そのあと副店長、店長と上がっていきます。僕は初任給が35万円で、今は40万円前後になりました。お店の数字に貢献していれば上がるというのを体現してくれているお店なので、頑張れば頑張るほど稼げます。

僕の勤務時間は18時~Lastまでです。営業前の1時間で清掃をしたり、小会議をしたり、ご飯を食べたりします。雰囲気はとても良く、上司とくだらない話をしながらやるときはやるというメリハリある環境です。営業前に本格的なミーティングはしませんが、オープン準備の時間で小会議をしていますね。こうしていこうと常に考えている頼れる上司がいるので、本当に働いていて心強いです。何でも相談できる環境というのは、こういうお店のことなんだと思いました。

お店がオープンしたら僕は客引きをメインでやっています。六本木時代は客引きをやったことがありませんでしたので、お店の前で声を掛けるという仕事は大変でした。ただ、上司2人に注意すべきところなども含めて丁寧に教えていただきましたので、ものの1カ月で仕事ができるようになりました。半年経った今は、客引きも抵抗なくしています。

初めてお客様を引けたときは単純に嬉しくて、確か1カ月経たないくらいだったと思いますが、引けたらこういう気持ちになれるんだと感じました。自分の入れたお客様がお店の女の子やスタッフとすごく楽しそうにしている、楽しんでくれているところを見ると、さらにまた嬉しくなりますね。そのサイクルですごくやりがいに繋がっています。

仕事をする上では、<笑顔>を大切にしています。忙しくなってきたら中に入って、自分のお客様が来られたら一緒に乾杯しますけど、基本的にずっと表に立ってお客様を引くことがメインの仕事になるからですね。

笑顔を大切にするようになったきっかけは、最初に引いたお客様に「すごく良い笑顔だね」と言われたからです。最初の方は固さが出て表情も作れなかったのですが、一発目引けたときの嬉しさが表に出ていたのでしょうね。自分では分かりませんでしたが、初見の人にそう言われたとき、これだなと気付きました。

第一印象をいかに良く見せるかを考えたとき、やっぱり笑顔だなと。そこから意識して、自然な笑顔を作って声を掛けるようにしたら、かなりお客様を引けるようになりました。キャッチが怖いというイメージを僕は度外視したくて。要するに何か違う雰囲気であったり、周りにない雰囲気であったり、爽やかさではないですけど、工夫しながら物腰柔らかく笑顔で接すればお客様も引けるなと思いました。大切にしていることとやりがいが合わさっているので、相乗効果を得られています。

全て踏まえて楽しく学べる環境

この仕事に向いているのは、笑顔の素敵な人です。相手を楽しませながら、自分も楽しめる人が一番適応していると思います。あとはチームで動いているので、仲間意識が強い人ですね。

新人の仕事ですが、入社1日目から早速外に出て、まずは上司が客引きをどうやっているのかを後ろで見ます。ある程度見たら声を掛けてみてと言われるので、それをコンスタントに続けて、慣れてきたら独り立ち。あとは注意するポイントを守りながら、ひたすら客引きという流れになります。

最初は上司が見てくれていて、こういう人にはこう声を掛けたら良いなど、すごく丁寧に教えてもらえるのでやりやすいと思います。僕は上司2人の後ろで学ぶことでお店を思う気持ちが強いことが分かりましたし、お客として来ていたときには分からなかった内面が見えて、さらに好きになりました。いろいろ経験した上で感じるものもありますけど、新人へのフォロー体制もずば抜けているので、僕の中では一番信頼できる上司です。

僕はこのお店でチームプレイをするようになって、視野が広がり相手の行動を読みながら動けるようになりました。それは常日頃から、上司2人を見てどう行動するのが良いかを学んできたからですね。もちろん優しい面もあれば、厳しい面もあります。ただ愛ある厳しさなので、その言葉の意味合いを感じ取れば、あのとき言ってくれたことがここに繋がるんだというふうに、後々自分の中で腑に落ちます。厳しさも全て踏まえて楽しいです。

他のお店へはいけない楽しさが『PRISCILLA』にはある

夜の業界に入る前はお客様ではなくお店のスタッフが怖いのかなと思っていましたが、最初に入った六本木のキャバクラはすごく良くて、正直人にも環境にも恵まれていました。それでもその良い環境を捨ててまでここで働きたいと思ったのは、上司2人やスタッフの存在です。一人も欠けることなく同じ方向で頑張っているので、お店全体に家族のような雰囲気があります。

個人的に成し遂げたいのは、店長になって自分のお店を持つことです。この夢を叶えるのにも、『PRISCILLA』は本当に良い環境だなと思いました。教えてくれない上司もいるなか、僕の上司は出し惜しみなく教えてくれるので、何度も言っていますが本当に温かいです。

夜の仕事を考えている人は、ただやるだけでは絶対にできないと思います。流れ作業で工場勤務みたいな仕事をしていても意味がありません。何をしてみたいか、どうして選んだのかにもよりますけど、夜の仕事をやりたいなと思っている人に言いたいのは、楽しめる場所で働いてくださいということです。

『PRISCILLA』はスタッフ陣が温かいので、そこでまず仕事の楽しさを味わえます。飲みに連れて行っていただけたりするので、プライベートと仕事のオン・オフの楽しさも味わえますね。さらに『PRISCILLA』に来る良質なお客様に気に入られて、一緒に乾杯するというところでも楽しさとやりがいを感じるので、本当に楽しい環境で働きたい人はぜひ来てください。来ていただければ分かります。

<楽しくて他のお店へはいけません>

これは店長が言い切っていて、客引きの際にお客様にもそのままお伝えしていることです。自然と僕もそう言っている自分が笑顔になるほど、これには自信があります。どこへ行っても通用するいろはを学べるので、一度面接で雰囲気だけでも見に来ていただければなと思います。

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