【履歴書の書き方】風俗業界向け完全ガイド|学歴・職歴・志望動機の例文つき

- この記事でわかること
- 履歴書は風俗業界での応募でも必要になる大切な書類です。本記事では、初めての方でも安心して書けるように、基本から具体例まで解説しています。
✅履歴書の基本ルール
✅学歴・職歴の正しい書き方
✅志望動機の例文
✅よくある質問Q&A
応募の際に役立つ「そのまま使えるフレーズ」も紹介しているので、書きながら参考にしてみてください。
履歴書の基本ルール(手書き・PCどちらでもOK)
履歴書は手書きでもパソコンで作成しても大丈夫です。(指定があった場合はそれに従いましょう)
手書きのほうが人物像が伝えやすいのですが、字をきれいに書く自信がない場合や、パソコンスキルを活かしたい場合はパソコンで作成するとよいでしょう。
- こんな履歴書はダメ!(NG例)
- ・鉛筆書き、消せるボールペン、カラーペン使用
・修正液を使ってある
・必要事項の記入漏れがある
・きちんとした写真じゃない
・履歴書の使いまわし(志望動機でバレます)
履歴書を買うとたいてい見本や年代早見表がついているので、それを参考に不備がないように落ち着いて記入していきましょう。
証明写真の撮り方とOK・NG例
履歴書に貼る写真は、一般企業やアルバイトに応募するときと同じように清潔感のある服装で、既定のサイズで準備しておきます。写真館でもいいですし、駅や商業施設によくある証明写真ボックスで撮ればサイズの心配はいりません。間違ってもプリントシールや日常の私服写真の切り抜きは使わないほうがいいです。
また、一般的に証明写真は3~6カ月以内に撮影したもの(が有効)とされています。あまりにも古い写真や、髪型が全然違う場合は撮り直しましょう。
- 服装はスーツかシャツ、ジャケットなど
- 髪型もきちんと整えておく
- ピアス等のアクセサリーは外しておく
- 口は閉じて、目線はまっすぐ正面
- 肩が左右どちらかに傾いてないかを見つつ、アゴを少し引いて正面を見る
- 自分で作成する際は、アプリでの加工のしすぎはNG。明るさ調整程度にする
服装は清潔感があれば大丈夫なので、ビジネスマンらしい服装(スーツやジャケット)を持っていない場合はきれいな無地のシャツなどで撮影しましょう。長髪の人は髪を後ろでしばるとよいです。普段から眼鏡の人は眼鏡着用でも大丈夫ですが、サングラスやカラコンや各種アクセサリー類は外します。
履歴書の書き方(項目別)
日付・氏名・住所の書き方
日付は、面接日か書類記入日どちらでも大丈夫です。「令和○年(元号)」にするか、「20◯◯年(西暦)」にするかは自由なので、どちらかに決めて、書類の中では表記を統一しましょう。
年齢は、書類作成した時点での満年齢です。
性別欄は任意なので、未記載とすることも可能です。男女どちらかで書く場合は「男」「女」と書けば大丈夫です。
住所は都道府県名や番地、マンション・アパート名、部屋番号なども略さず書きましょう。風俗店だからといって変な勘繰りをして省略すると、書類不備を指摘されてその場で面接落ちが確定することもあります。
ちなみに印鑑を押す必要がある場合は、別の紙で試し押しをしてからが安心です。
- シャチハタではなく朱肉を使うタイプの印鑑を使用しましょう
- かすれたり上下逆にならないように、別の紙で試し押ししておくと安心です
- 下に印鑑パッドか雑誌、ノートなどを置くと押しやすいです
※つい力が入って朱肉をつけすぎたり、強く押しすぎてにじんだりすることもあります。試し押しするのが一番安心!
学歴・職歴の書き方(例文あり)
まずは基本の構成から。
最初の1行目に【学歴】と書き、次の業から学歴を書きます。
学歴を書き終わったら1行空けて【職歴】を書き、最後に【以上】で締めるという構成です。
※職歴の詳しい書き方は下で改めて解説します。
転職の場合、履歴書の学歴は基本的に、最終学歴の1つ前から記入します。
例1)大学進学した場合は「◯◯高等学校卒業」から始まる。
例2)中卒の場合は「◯◯中学校卒業」で。
「~高校」ではなく「~高等学校」と正式名称で書きます。大学や専門学校へ進学している場合は、学部や学科なども略さず記入しましょう。
┗ 職歴の詳しい書き方
学歴を書き終わったら、1行空けて職歴を書き始めます。アルバイトでも正社員でも、その経験は書いておきましょう。職歴の見本は以下の通り。
職歴は時系列で記入していき、書けるようなら会社名の横か下の行に簡単な職務内容を記入します。
例)▲▲株式会社 入社
◯◯部署 営業二課に配属(◯△担当)
会社名が変わった場合…「△△株式会社(現◯△株式会社)」のように記入します。
退職予定がある場合…「◯年◯月 株式会社△△ 退職予定」と記入します。
最後に「現在に至る」と記入し、右寄せで「以上」と書きます。
※在職中に転職活動をしている場合も、退職している場合でも最後は「現在に至る」で大丈夫です。
書ききれない場合はある程度まで書いて、残りは職務経歴書にまとめることも可能です。
※その際は履歴書に「詳細は職務経歴書記入」などわかるように書いておきましょう。
免許・資格欄の書き方
免許・資格欄の書き方の順番としては「先に免許→その下に資格」です。
略称ではなくきちんとした名称で記載しておきましょう。
例)自動車免許…普通自動車第一種運転免許
書ききれないほど色々な資格を持っている方は、希望する業務に関連する資格を書きます。例えばデリヘル送迎ドライバーに応募してきてるのに、薬剤関係や調理師免許等の資格をアピールされると、志望動機が見えてこない…ということになります。
志望動機の書き方(例文あり)
就職・転職したい一番の動機は「お金」だという人は多いでしょう。「今よりもっと高い給料を稼ぎたい」、「高収入が可能な業界に就職したい」…人それぞれですがこの「志望動機=金銭面」というのは誰もがあって当たり前の動機です。それを踏まえたうえの志望理由を求められているわけです。具体的な動機を読みやすいように記入していきましょう。
✅そのまま使えるフレーズ例
- 「自分の生活を安定させるために、しっかり稼げる環境を探していました」
- 「接客を通じて人と関わる仕事に挑戦したいと思い、応募しました」
- 「未経験でも丁寧にサポートしていただける点に魅力を感じました」
同じような店舗が集中しているエリアの求人なら特に「どうして他店ではなくここへ来たのか」は採用担当者として気になるところです。自分がその企業で貢献できそうなことや、やってみたいことのアピールができると良いですね。
うまく文章にできなかった場合でも、実際の面接時に「楽しい雰囲気の伝わる求人内容だったので」や「ホームページがきちんとしていて信頼できる企業だなと感じました」など、思いを伝えることはできます。そのためにも、求人ページや企業サイトなどには目を通しておくとよいでしょう。
求人情報に詳細が書かれておらず、給与面だけが魅力だった場合は、例えば「地元なので通いやすく、通勤ストレスなく仕事に集中できると思いました。お給料が高額ということは、流行っているお店なのかなと思い、将来性も十分にあると感じました」などポジティブな気持ちを伝えてみましょう。
- 志望動機の例文①転職活動中の場合
- 大学卒業後はIT関連会社に入り、エンジニアとして働いてきました。5年ほど続けて基礎知識や応用力も身に着いたのですが、今後のキャリアや将来性を考えたときに、この知識を活かしてもっと新しいことがしたい、面白いことに挑戦してみたいと考えて転職活動に踏み切りました。御社はSNS更新やよそで見ないイベント企画など次々に新しいことを企画されていて、自分の知見を活かして企画に携わりたいと思い志望しました。
- 志望動機の例文②副業ドライバーの場合
- 現在は介護職に従事していますが、車を運転する機会が多く、現在まで無事故無違反で勤務しております。運転が好きでこの地域の地理にも詳しいので、募集要項を拝見し、貴社の戦力になれると考え志望させていただきました。
熱意が伝われば大丈夫なので、志望欄に収まる程度の文字数で表現しましょう。自分の実績や経験をもとにした、オリジナルの内容で書くことがポイントです。
┗ 志望動機を書く際の注意点
志望動機を書く際の注意や工夫として、「稼げるならどこでもよかったんじゃ…?」と思われないように、応募先の仕事内容の具体的な特徴や、それにからめた意欲や、貢献できそうなことを記載できると好印象です。
よくある「勉強させていただきたい」というのは、即戦力として期待できない上に働く意欲が見えづらくなってしまうので注意! 完全に未経験でも勉強して役に立ちたい、成長して貢献したいなど仕事に対して前向きな内容の方がいいです。
その他の注意点として、自分のプライベートでのネガティブな状況を書かないように気を付けましょう。「借金をしていて」や「なかなか就職が決まらなくて」というようなことを書く必要はありません。採用する側はあくまで仕事や会社に対する意欲を見たいので、マイナスイメージではなくきちんと「やる気」や「どうしてもここがいい理由」をアピールできた方が有利です。
本人希望欄の書き方
ここは応募者の希望待遇を書く場所ではありません。希望年収や勤務地、待遇などを細かく書かないように気を付けましょう。
【希望欄に書くこと】
- どうしても変更不可能な条件(家庭の事情により転勤ができない、残業が◯時までなど)
- 募集職種が複数ある求人の場合の希望職種
- 希望シフトを書く必要がある場合はその時間帯や曜日など
- 電話連絡が可能な時間帯(もしくか連絡不可能な時間帯)
- 入社可能日
現在在職中で、引継ぎに1カ月かかるなど入社日が不明瞭な場合は「引継ぎ等で1カ月ほどかかるため、入社可能日は採用通知から1カ月後が目安です」などと書くか、ここには書かずに口頭で説明するなどしましょう。
※書くことが特にない場合は空欄にせず「貴社規定に従います」と記載しておきましょう。
よくある質問(アルバイト経験しかない/ブランクあり など)
履歴書を書いていると誰もが悩むポイントをQ&A形式でまとめました!
Q. 履歴書の学歴はどこから書けばいい?
A.新卒の場合は中学校卒業から、転職の場合は高校卒業から書くのが一般的です。高校や専門・大学を卒業している場合は、その入学と卒業を必ず記載しましょう。
高校中退の場合は「〇年〇月 ○○高校中途退学」と書けばOKです。最終学歴だけを書くよりも、時系列で整理して書くほうが丁寧に見えます。
Q. アルバイト経験しかない場合は?
A.アルバイトも立派な職歴として書いて問題ありません。勤務先名と職種、在籍期間を簡潔に書けば大丈夫です。たとえば「〇〇年〇月〜〇〇年〇月 ○○飲食店にて接客業務に従事」などです。長期間続けたバイトは「責任感がある」とプラスに見られることも多いです!
Q. 転職が多くて書ききれないかも…
A. 書ききれない場合は職務経歴書を別途用意しましょう。また、面接官は退職理由を気にします。きちんとした理由を言えるようにしておきましょう。
Q. 就業期間にブランクがある
A. その期間に何をしていたかが重要です。病気療養、両親の介護、資格取得、家業の手伝いなどすぐに答えられるようしておくと良いです。
実際の例としては「両親の介護のため、前職の貯金で生活しながら1年ほど実家に戻っていました。病状が落ち着いたので復帰しようと思った次第です」というものや、「家業を継ぐように言われていたので、まずは一定期間だけ手伝うという約束で実家で働いていました」という理由などがあります。
Q. 前職も風俗業なんだけど…
A. この場合は店名を書くのではなく、会社名を書くようにしましょう。業務内容はサービス業で問題ありません。面接の際に経験を聞かれたときなどには、必要に応じて店名や業種、担当ポジション(ドライバーだったのか、マネージャーまでいったのかなど)の説明をするとよいです。
注意点としては、トラブルを起こして退社したり「飛んだ(バックレ)」という理由の場合、当然ですが警戒されます。マイナスな理由を好まない面接官が多いので、可能であれば「会社の方針と合わないと感じた」や「将来性を考えて転職を考えていました」のように、自分のやる気をアピールできるとよいでしょう。
Q. 前職がホストなんだけど…
A. この場合も会社名や「飲食業(サービス業)に従事」という書き方で問題ありません。接客経験やコミュニケーション能力が歓迎されやすいので、聞かれたら答えても問題ありません。
ただし勤怠を気にされることがあります。ホストの時と勤務時間が異なる場合、朝起きれるのか・遅刻しないかなどを厳しくチェックされることがあるので、新人期間は特に勤怠をきちんと守れるように心がけましょう。
Q.志望動機に「お金のため」と書いていい?
A.本音として「お金のため」で応募する方は多いですが、履歴書にはそのまま書かないほうが安心です。代わりに「高収入を目指しながら接客スキルも身につけたい」「安定して長く働きたい」といった前向きな表現にしましょう。同じ気持ちでも、言い方を工夫するだけで好印象につながります。
Q.ネガティブな退職理由の場合はどうすればいい?
A.「人間関係が悪かった」「シフトがきつかった」など、ネガティブな理由をそのまま書くのは避けたほうが安心です。履歴書にはできるだけ前向きな表現に言い換えましょう。例えば「より自分に合った職場環境を探すため」「スキルを活かせる仕事に挑戦したい」などです。本音は別にあっても、履歴書上では「前向きに転職を考えている」と伝えるのがポイントです。
補足.退職理由の書き方(言い換え例)
ネガティブな理由は避け、ポジティブに表現しましょう。
✅そのまま使えるフレーズ例
- 「人間関係が合わなかった」
→ 「より自分に合った環境を探すため」 - 「給与が低かった」
→ 「安定した収入を得られる職場を求めて」 - 「シフトがきつかった」
→ 「ライフスタイルに合った働き方を希望して」
履歴書不要の求人について
ごくまれに「履歴書不要」としている求人情報もあります。その理由としては、面接時にお店の既定のテンプレート(履歴書のような書類やエントリーシート)を用意するのでそれに記載してほしいというパターンが大半です。
「身分証さえあれば大丈夫!」という求人でも、入店時にそうした書類に連絡先など必要事項を記入することになるでしょう。自分で用意しなくていいのはラクなので、履歴書不要の求人をお探しの方はぜひ【俺の風】をご活用ください。
※注意点として、求人掲載時は履歴書不要だったけれど人事の都合で「今はやっぱり必要!」となっている場合もあります。応募時に「面接時に必要なものはありますか?」と聞いておくと安心です。
履歴書が用意できたらいざ面接! 勇気を出して踏み出そう
履歴書を書き終わったらいったん落ち着いてからよく見直してみましょう。最終チェックで問題がなければ大丈夫! ちなみに、万が一不採用だったり自分の思ってた雰囲気と違うなどで入社をお断りした場合、また履歴書を書くことになるので、スマホで撮るなどして写真に残しておくと、次回書くときに便利です。(学歴や職歴の西暦などをいちいち思い出さなくて済むため)
応募して、ここまできちんと気を付けて履歴書を書けたあなたなら大丈夫! 一歩はすでに踏み出しているので、あとは面接本番で好印象を残せるかどうかです。
たとえ学歴や職歴がなくても、面接で笑顔やきちんとした受け答えができたり、意欲を示せたら大丈夫!「この人と一緒に仕事したいな」と思ってもらえることが大切です。あなたが面接官だったらどんな人材を採用したいかも考えてみて、清潔感のある服装と、気持ちの良い受け答えができるように心がけてみてください。
履歴書の準備ができたら、あとは求人を探して応募するだけ。
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